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益子いくべ会事務局

Author:益子いくべ会事務局
栃木県益子の雨巻山に集う岳友で結成した”益子いくべ会”の活動情報(登山道整備、定例山行記録等)を中心に紹介して行きます

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益子いくべ会いよいよ再始動です
3月29日益子町民会館に集ったメンバーの顔は
新たにスタートする”益子いくべ会”への期待からか
少しこわばっているように見えましたが、へたれな進行役の
滑落寸前の議事進行をものともせず、喧々諤々、議論百出 
メンバーの熱い思いが感じられる、実に充実した総会となりました。

遠路はるばる参加していただいた方々、また貴重な時間を割いて
ご挨拶いただきました大塚町長(益子町)、本当に有り難うございました。

この総会で頂戴した皆さんの意見、提案、要望等につきましては、
早速役員会で議論させていただき、再結成となった益子いくべ会を
さらに充実させてゆく糧にしたいと考えています。
今後ともよろしくお願いいたします

益子町 大塚町長の来賓挨拶益子町 大塚町長による来賓挨拶


旧益子いくべ会を牽引されてきた、山本さんのこれまでの歩みと、
そして今回新たに会長に就任した阿久津さんの就任挨拶を掲載させていただきました。
今までの歩み、これからの我々の決意を感じていただければと思います。

『益子いくべ会の歩み』

 1984年7月某日、中央アルプスは木曽駒ヶ岳(2956m)山頂に、喜色満面で蒼天にこぶしを突き上げる20数人の集団がいました。3000m近い日本百名山の山頂にいること自体が不自然に思えるほど粗末な装備の人たち。その異様な風体の人たちは、益子町在住者を中心に結成された山野草愛好会「こまくさ会」の面々だったのでした。千畳敷カールの花散策だけを目的にしていた「こまくさ会」の面々が山頂にまで登ってしまったのは、この山を「西駒」(伊那谷の人たちは甲斐駒ヶ岳を東駒、木曽駒ヶ岳を西駒と呼びます)と呼び習わし、四季折々29回登り親しんでいた私が山の会と勘違いして参加してしまったからでした。たった1回の高峰登頂で「登山の醍醐味」を味わってしまった面々は、益子に戻るや否や山の会「益子いくべ会」と名称を変更し、月1回ほどの割合で全国山行脚を始めることとなったのです。粗末な装備が整うことのないまま、北海道・東北・関東・北アルプス・中央アルプス・南アルプスと登り続け、私が会長を降りた2003年まで、17年間にわたって200回ほどの山行を重ねたのでした。

 そうした活動の中ほどにあたる1994年に、「雨巻山の再生復活(50年前の里山を取り戻す)」を願って登山道の整備に取り掛かりました。「益子いくべ会」のメンバーはすでに高齢化していたので、同業者・同好者・自然愛護団体(M信用組合の若手たち)の手を借りたのでした。1年ほどの活動で当初の目的だった里山化は達成しました。
 ところが当時は登山ブームまっただ中!「栃木百名山」や「隠れ低名山」に選ばれたことが相乗的な効果を発揮したのでしょうか?登山対象の山として認知され年々右肩上がりで登山者が増えてきたのです。統計を取り始めた頃は年間7700人程度。幸か不幸か10年後の昨年2013年は25000人を超えました。雨巻山が有する許容量を明らかにオーバーしています。
 と言うことで、2003年を限りに活動を休止してしまってからも、「益子いくべ会」の名のもと遅々とした歩みながら整備と修復とを続けてきたのです。整備に要する器械工具や資材は、各地への山行ごとにいただく参加費の一部を回してもらう(整備基金)ことで購入しました。また雨巻山における整備手法は、「地形に逆らわずむやみに階段を造らない、自然に優しく安心安全な道造り」「薬研堀(V字状の底の狭い堀)と水たまりは絶対に造らない」という明確な目的意識をもって推し進めてきました。それらを具現するための作業内容については後々お伝えする機会があると思いますが、とりもなおさず今年は整備元年から20年目の節目に当たります。

 その20年目の節目に合わせて、雨巻山登山道が国から益子町に無償貸与される気運が高まってきました。嬉しくありがたい兆候なのでこの機を逃すまいと、ここ10数年は名ばかりであったけれど、1984年から29年活動してきた「益子いくべ会」を発展的に解散し、若手会員を中心に据えて再発足させようということになったのです。「雨巻山の環境整備と山行を通して会員相互の親睦と体力向上を図るとともに社会に貢献する」の目的達成のために、今後とも手を携えながらたゆみない歩みを続けていこうではありませんか。
                                       旧益子いくべ会会長  山本 宏


『「益子いくべ会」からのご挨拶』              

踏み入ると空気の入れ替わる533m、ブナの大木も残る奥深い  あままき 雨巻山
東西南北から急峻な沢が突き上げる岩尾根・眺望のすばらしい  みつどや 三登谷山
天然生林・保護樹帯の大木が御嶽・月山・二荒の神々をひっそり包む あしお 足尾山

今 「あままき・みつどや」は、沢山の自然を愛する方々、多くのハイカー・
登山者・トレランの方々で賑わっています。2・3歳の幼児から88歳の高齢者まで。
多い日には1日200人を超えることも有ります。
山本さんが1人になっても続けてきた山道整備作業も、この数年少しずつ雨巻家族
という方々が増え、登山道も護られるようになりました。

そんなおり、雨巻山登山道が国から益子町へ無償貸与される話が持ち上がり
組織化されておらず町の機構にも属さない曖昧な形の「益子いくべ会」を再編成し
受け皿にしたいとの提案があり、雨巻山の整備の会と思い込み、参加させて頂きました。
山本さんの挨拶のように「益子いくべ会」が山行の会から始まった事をいま始めて理解
し、雨巻山登山道整備を、整備部会として充実し、このブログから、きめ細かな
情報発信をしていければと思います。一人でも多くの賛同者がふえ、
一本の杭でも荷上げし、協働、汗していただければと願っています。
また二人の山行部長から詳しい山行スケジュール情報発信が始まることと思います。

ここ雨巻でも登山道は、地面が固く締まり沈み込んで木の根と岩が浮き出て躓きやすく
なって来ました。10年ほど前までは、猪道のようにフカフカで、足に優しい道でした。
今は、山本さんが、排水を考えてのジグザグ道になり、打ち込んだ杭は、
ビクともしません。  その数、何百、いや千2千を超えるかもしれません?
「一人の意思」が、整然とした統一性のある整備された登山道にしたのだと思います。
 
山の整備は、難しい問題を含んでいると思います。できるだけ、整備作業の気配を
感じさせない事。大きな倒木は跨ぎ、潜り、迂回し、ワイルドな冒険心もまた楽しい!

地図を見ながらの道迷いも、雨巻山ワ-ルドの中で、体験訓練して実力を上げる。
要所での地図確認をしなくては、方向を見失いパニックにおちいります。楽しい山歩きに
何度か連れて行ってもらって経験し、今度は互いにリーダーとして、自分の好きな山に皆
を連れていける人になり、沢山のリーダーが助け合う会になる。そんな風におもいます。


緑の回廊(コリドー)
先日、「登山道の測量と確認」で足尾から雨巻に向けてゆるくたるむ稜線を歩いていると
先頭の山本さんが後ろを振りむき「ココが一番好き!」。・・私も、ココがお気に入りで、
写真に必ずおさめるポイント。同行した森林管理官の方が、「緑の回廊」・「緑の回廊」と
二度呟きました。・・・話を聞くと、ナルホドと三者の想いが一つになりました。

 40年前、須恵器窯跡ある栗生の里に、築窯し、毎日みあげる山は皆伐されたばかりの、 
ごつごつとした岩肌の三登谷山です。何処から登るのか気になってしかたありません。 

 三登谷の裏に隠れた雨巻にも道しるべなどなく、唯一大川戸鉱泉のさらに奥の沢を、
「○○ボーイスカウト」の文字を頼りに、雨巻頂上直下のヒメシャガの大群落の中を
這い上りました。帰り道 頂上から御嶽神社方面に下り、猪転げの上でしばし思案、
森の小路が、突然消えて、幅広いあれた地面の、長い滑り台の様な急斜面にさしかかり
ずり落ちていくしかなかった・・・「もう2度と通りたくない!!」

 山の様子がだんだん分り始め子供たちと雨巻山を越えて深沢の集落に降り始めようと
したとき、 深い沢の直下まで続く、一面のカタクリの原に、踏み入りました。
翌年から一人で、今年も無事に在るのだろうかと、ドキドキしながら会いに行きました。
数年が過ぎ、誰かに見せたくて絵本作家のIさんを誘い、明るい小滝をたくさん越え、
深い沢の奥の源頭を四つん這いでよじ登り、山を越えカタクリの原に転がり込みました。
ハアーハアー喘ぎながら、でも、Iさんとても嬉しそうに言いました。「こんな感じの、
「トガリ山のぼうけん」というネズミの話を構想しているんだよ!!」

1991年、雨巻山のコース紹介が初めて「宇都宮ハイキングクラブ」随想舎から出版
されました。栗生吉見沢から雨巻山・栗生へ降りる周回コース。(注)2013年増補改訂 

 その数年後、山の楽しさを以前から教えて頂いた小島守夫氏に付いて、
雨巻・三登谷・足尾・地蔵院裏・あちこちの藪・尾根・沢を丹念に歩き回りました。
登山者など、めったに見かけません。起点は周回のしやすい大川戸からの馬蹄形、
早朝の三登谷山頂からの眺望を目指しての反時計回りでのコース紹介となりました。
数年かけた成果は、以下となり、改訂新版され新しいコース紹介が今も続いています。

2000年「分県登山ガイド・栃木県の山」山渓 大川戸より馬蹄形周回(小島守夫執筆)
2005年「栃木百名山」下野新聞社  益子町内の、高舘山・芳賀富士・雨巻山(同上)

いにしえより雨巻山から東へ連なる道は、高峰から仏頂山をぬう様に多くの峠道
(巡礼坂)を越えて笠間稲荷神社へとつづきます。
北は、御嶽神社・水源かんよう林の足尾山を経て県道をまたぎ、芳賀富士へ。 
西は、吉見沢の外尾根を渡り、東向き観音の赤法華を越え、西明寺から指差し観音
をへて雨引きへと続く観音・巡礼のみちです。

最後になりましたが、山道を歩かせていただくことを、森林管理局・山主さん・益子町に
深く感謝し、山火事など起さぬようマナーを守り雨巻の森を大切にしていきます。
花々に彩られ緑深い神々の宿る貴重な森がいつまでも、豊かに残ることを願って。

                               会長  阿久津 忠男 

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連絡 | 18:40:36 | トラックバック(0) | コメント(13)
コメント
雨巻山情報から益子いくべ会通信へ
情報発信役のイシちゃん、
益子いくべ会通信からの第一報「益子いくべ会いよいよ再始動です」を感慨深く読ませてもらいました。
これからもきめ細やかな通信をよろしくお願いします!!
2014-03-30 日 19:03:28 | URL | デイダラボッチ [編集]
よろしくお願いします!
昨日の総会の進行役、大変お疲れ様でした。
早速ですが、12日の古賀志山の山行に二人で参加させて
頂きたく、よろしくお願いします。
私達は千葉の佐倉からですので、集合時間、場所等指示
して頂ければと思います。
なお、古賀志山は宇都宮市近郊なので、益子集合でもかま
いません。
楽しみにしていますので、今後ともよろしくお願いします。
2014-03-30 日 20:50:08 | URL | のんびり夫婦の山遊び [編集]
Re: 雨巻山情報から益子いくべ会通信へ
デイダラボッチさん
早速の訪問ありがとうございます!
ご期待に沿えるように頑張ります!
2014-03-30 日 22:34:05 | URL | 幹事イシちゃん [編集]
Re: よろしくお願いします!
のんびり夫婦さん
当日は遠いところから足を運んで頂きありがとうございました
古賀志山の件了解しました
これからもよろしくお願いいたします
2014-03-30 日 22:37:07 | URL | 幹事イシちゃん [編集]
よろしくお願いしますm(__)m
雨巻山に歴史あり、益子いくべい会の発足までにも歴史があり、その会に加われること嬉しく思います。役員の皆様のご苦労、ありがとうございます。そしてよろしくお願いしますm(__)m
2014-03-31 月 00:50:15 | URL | ヤホホ [編集]
役員の皆様総会お疲れ様でした。

いよいよ再始動益子いくべ会(^o^)
たまたま歩いた雨巻山でみんなさんと出会い輪が広がり、お陰様で楽しい日々を過ごしてます。
これからもよろしくお願いします。
2014-03-31 月 06:55:15 | URL | イケちゃん [編集]
期待していいます
準備、立ち上げ、総会開催と大変な労力であったことでしょう。
お察しいたします。
自分は船出する船に乗るだけですが今後の協力は惜しみません。
これまでもこれからもお世話かけますがどうぞよろしくお願いします。
2014-03-31 月 07:35:03 | URL | yamasanpo [編集]
No title
イシちゃん
いくべ会通信、拝読しました。
すごい!
阿久津会長の雨巻山への思いも感激です。
デイダラボッチは、本物のデイダラボッチです。
人の輪ってあったかくていいですね。
2014-03-31 月 10:13:23 | URL | サッチャー [編集]
Re: よろしくお願いしますm(__)m
ヤホホさん
会への参加ありがとうございます!
こちらこそよろしくお願いします
2014-03-31 月 19:45:02 | URL | 幹事イシちゃん [編集]
Re: タイトルなし
イケちゃん
午前中の雨巻山探索いかがでしたか?
バリエーションルートでの雨巻山周遊も
なかなかオツなものでしょ

こちらこそよろしくお願いします
2014-03-31 月 19:47:51 | URL | 幹事イシちゃん [編集]
Re: 期待していいます
yamasanpoさん
我々の役目は、”益子いくべ会”という船を
快適に末永く航海させることだと思っています。
そのための努力は惜しみません!

yamasanpoさんの豊富な山行経験に
すがって、山行リーダーをお願いすることに
なるやもしれません。
その時は是非お願いいたします。
2014-03-31 月 19:54:18 | URL | 幹事イシちゃん [編集]
Re: No title
サッチャーさん
当日は貴重なご意見、ご提案ありがとうございました。
雨巻山への思いはあれど、やや空回り気味なところは
どうぞ勘弁してやってください
これからもご指導よろしくお願いいたします
2014-03-31 月 20:00:17 | URL | 幹事イシちゃん [編集]
ガンバンベー
イシちゃん こんばんは
29日の総会はお疲れ様でした。

ブログ見るのが遅くなって申し訳ありません。
新生 益子いくべ会がいよいよ始動しました。
私も一生懸命努力しますので宜しくお願いします。
2014-03-31 月 21:05:51 | URL | テル&タカ3 [編集]
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